革新という名の下で…

インプレッションまとめ

大きく進化し、革新的に変貌を遂げたニューステップワゴン。その方向性は果たして正しいのだろうか？コレまでのインプレッションで気になった点などを振り返り、評価して行こうと思う。

デザイン・エクステリア編

私的評価…★★★☆☆

個人的にお尻のデザインはやっぱりいただけない。

まあ、画像ほど実車を見てみると悪くはないんだけど。個人的にどうしてもいただけません（汗　ただフロントのデザインは、もう慣れっこな感じで寧ろカッコ良くさえ感じます(≧∇≦)bこれが、もし縦型ランプで出ていたら…本当に良かったんですけどねぇ。

デザイン・インテリア編

私的評価…★★★☆☆

インパネデザインはナカナカ機能的

今までのステップワゴンにはないぐらい凝ったデザインなのはGood！しかも、その中に合理的な小物スペースを設けていて収納できるため、スマートにドライブできるのもGood！デジタルメーターも天気の良い日悪い日問わず、視認性に優れなかなか良い。また、画像を拡大するとわかると思いますが、インパネにはシボ処理も施されておりそれなりに拘っているのも確認できますネ。

人へのいたわりは忘れたの？

デザイン・インプレッションのインテリア編でも話しましたが、この跳ね上げ格納式の3列目シート。走りを優先しすぎて、格納する人を選ぶというのはいただけません！やはり若干車重が増すにしても、誰でも少しの力で収納可能なヘルパースプリングを採用すべきだったように感じます。まあ、走りの良さを求めて低床化した副産物として乗り込みやすいというのは褒めるべき点ですが、これも人へのいたわりから生まれたのかどうか？怪しいところですネ。また、先ほどインパネなどはそれなりのこだわりを感じると言いましたが、これも本当にそれなり。素材の質はオデッセイなどとは大きく品質の差を感じます。コレはもう少し頑張ってほしい点だと感じました。

ドライブ・走り

私的評価…★★★★☆

ミニバン離れの走りの良さは真実！

本当に走りに関していえば、大幅でそれでいて正常といえる進化を感じる。その走りは前述どおりオデッセイ譲りだが、この背高ノッポでこの走りですから素晴らしいといえる。2.4L車のほうが当然走りがよいのは真実だが、2.0L車でも十分高性能。いい走りをしてくれます。また、ホンダとしては異例のこのクラスに車速連動オートドアロックも好意的に感じる。ただ欲を言えばもう少しトルクがほしいのは否めないが…。合格点といえる。

総合評価

私的評価…★★★☆☆

そのスタイルや走りが良くなったのは真実であるし正しい方向性に感じるが、質感などの煮詰めが現時点ではまだ甘いのが現実。また、もう少し人へのいたわりも考えてほしい。ミニバンはあくまでミニバンであって走りを追及ばかりするのではなく、もう少しユーティリティーにも拘ってほしいところである。この点においては今回のステップワゴンはユーザビリティーを見失っているように感じる。まだ、FMC直後のモデルであるせいもあるがマイナーチェンジや次回のFMCでは頑張ってほしいところである。

（2006/01/22-TON）

なお、全ての情報はは2006年1月現在のものです。

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